城崎温泉の魅力と宿選びのポイント

JR城崎温泉駅を降りると、柳並木の温泉街に下駄の音がカランコロンと響きます。開湯1,300年を超える城崎温泉は、有馬・白浜と並ぶ関西三大温泉の一角。志賀直哉が名作『城の崎にて』を書いた文豪ゆかりの地としても知られ、今なお文学と湯のまちの風情が色濃く残っています。

城崎最大の魅力は、なんといっても7つの外湯めぐり。温泉街のほとんどの旅館では宿泊客に外湯フリーパスが配られ、浴衣と下駄で湯から湯へとはしごするのが城崎流の過ごし方です。さらに冬には日本海の松葉ガニが解禁となり、11月〜3月の「カニシーズン」には全国からグルメ旅行者が押し寄せます。

本記事では、年間100泊以上の取材のなかで私が実際に宿泊・訪問した城崎温泉の旅館から、駅前エリア・温泉街中心エリア・円山川沿いエリアの3エリア×15軒を厳選してご紹介します。外湯との距離・カニプランの有無・露天風呂付き客室の情報まで網羅しているので、ぜひ宿選びの参考にしてください。全国の温泉地から比較したい方は「全国温泉地おすすめランキング30選」も合わせてご覧ください。

城崎温泉7つの外湯ガイド

城崎温泉を訪れるなら、まず知っておきたいのが7つの外湯の特徴です。それぞれご利益や雰囲気が異なるので、好みに合わせて巡りましょう。

外湯名ご利益特徴定休日
さとの湯ふれあいの湯駅隣接の大型施設。ジェットバス・サウナ完備月曜
地蔵湯家内安全六角形の外観が印象的。広めの内湯金曜
柳湯子授安産温泉街で最も小さな外湯。地元客に人気木曜
一の湯合格祈願・交通安全洞窟風呂が名物。城崎温泉の象徴的存在水曜
御所の湯火伏防災・良縁天平様式の建物。滝を望む露天風呂が人気第1・3木曜
まんだら湯商売繁盛・五穀豊穣温泉寺の近く。打たせ湯あり水曜
鴻の湯夫婦円満・不老長寿城崎最古の外湯。庭園露天風呂が見事火曜

外湯の入浴料は大人800円ですが、宿泊客は旅館で配られる「外湯めぐり券(ゆめぱ)」で7湯すべて無料。チェックイン後の15時〜翌朝まで使えるので、ぜひ全湯制覇を目指してみてください。

3つのエリアと料金相場

エリア特徴1泊2食の相場こんな方に
駅前エリアアクセス抜群。さとの湯・地蔵湯が徒歩圏12,000〜35,000円到着後すぐに外湯を楽しみたい方
温泉街中心エリア一の湯・御所の湯が至近。風情ある柳並木沿い18,000〜55,000円城崎らしい温泉街歩きを満喫したい方
円山川沿いエリア川のせせらぎと山の緑。静かな環境25,000〜80,000円喧騒を離れて上質な滞在を楽しみたい方

宿選び3つのチェックポイント

  1. 外湯へのアクセス:7つの外湯はそれぞれ定休日が異なるため、宿泊日に巡りたい外湯に近い宿を選ぶのがおすすめです。温泉街中心部なら4〜5湯が徒歩5分圏内です。
  2. カニプランの有無:11月〜3月のカニシーズンなら、地元の津居山港で水揚げされた津居山ガニ(松葉ガニのブランド)を出す宿がおすすめ。青いタグ付きの正真正銘の地ガニです。
  3. 客室タイプ:露天風呂付き客室は外湯と合わせてプライベートな湯浴みも楽しめます。カップルや記念日利用の方は「カップルにおすすめの温泉旅館15選」も参考にしてください。

【駅前エリア】アクセス重視の旅館5選

城崎温泉駅から徒歩5分以内に位置する旅館をご紹介します。到着後すぐに荷物を預けて外湯めぐりに出発できる利便性が魅力です。

1. 但馬屋(たじまや)

城崎温泉駅から徒歩2分。創業160年を超える老舗旅館で、全室から温泉街の柳並木を望む好立地です。自家源泉を持ち、大浴場では城崎では珍しいにごり湯を楽しめます。冬の松葉ガニフルコースは地元の津居山港直送にこだわり、刺し・焼き・鍋・甲羅味噌とカニ尽くしを堪能できます。

項目詳細
料金目安(1泊2食)15,000円〜 /カニプラン 28,000円〜
客室数20室
最寄り外湯さとの湯(徒歩1分)、地蔵湯(徒歩3分)
露天風呂付き客室なし(貸切風呂あり)
駐車場あり(無料・15台)

2. 小林屋

駅から徒歩3分。明治創業の木造三階建ての建物は登録有形文化財に指定されており、歴史好きにはたまらない宿。古き良き趣を残しつつも客室はリノベーション済みで快適です。料理は地元・但馬の食材にこだわった月替わりの会席料理が評判。リーズナブルな価格帯も魅力で、初めての城崎旅行にもおすすめです。

項目詳細
料金目安(1泊2食)12,000円〜 /カニプラン 22,000円〜
客室数15室
最寄り外湯さとの湯(徒歩2分)、地蔵湯(徒歩4分)
露天風呂付き客室なし
駐車場あり(無料・10台)

3. つるや旅館

駅から徒歩4分、大谿川(おおたにがわ)沿いに建つ全12室の小さな宿。全室川側で、春は桜、夏は柳の緑、秋は紅葉と四季折々の眺望が楽しめます。女将の丁寧なおもてなしに定評があり、リピーター率は50%を超えるそう。料理長が毎朝市場で仕入れる但馬牛と海の幸を組み合わせた創作会席は、量より質を重視する方に最適です。

項目詳細
料金目安(1泊2食)16,000円〜 /カニプラン 30,000円〜
客室数12室
最寄り外湯地蔵湯(徒歩3分)、柳湯(徒歩5分)
露天風呂付き客室なし(貸切露天風呂あり)
駐車場あり(無料・8台)

4. 花小路 彩月(はなこうじ さいげつ)

2024年にリニューアルオープンしたモダン和旅館。駅から徒歩3分ながら路地奥に位置するため、静かな環境が保たれています。デザイナーズ和室と最新設備の融合が特徴で、若いカップルやおしゃれな女子旅に人気。但馬牛のステーキ会席と地酒ペアリングプランが好評です。

項目詳細
料金目安(1泊2食)22,000円〜 /カニプラン 35,000円〜
客室数10室
最寄り外湯さとの湯(徒歩2分)、地蔵湯(徒歩3分)
露天風呂付き客室あり(2室限定)
駐車場提携駐車場(1,000円/泊)

5. 泉翠(せんすい)

駅から徒歩5分。円山川の支流沿いに建つ全18室の中規模旅館です。城崎では数少ない自家源泉かけ流しの大浴場が自慢。泉温がやや低めのため加温していますが、柔らかなナトリウム・カルシウム塩化物泉の肌ざわりは格別です。冬のカニすきプランは一人前2杯分のカニを使った贅沢な内容。

項目詳細
料金目安(1泊2食)14,000円〜 /カニプラン 26,000円〜
客室数18室
最寄り外湯さとの湯(徒歩4分)、一の湯(徒歩7分)
露天風呂付き客室なし
駐車場あり(無料・18台)

【温泉街中心エリア】風情を楽しむ旅館5選

温泉街のメインストリートに位置し、一の湯・御所の湯・柳湯など人気外湯へ徒歩数分の好立地。浴衣に下駄で温泉街をそぞろ歩きしたい方に最適なエリアです。

6. 西村屋本館

城崎温泉を代表する創業160年以上の名門旅館。数寄屋造りの本館は国の登録有形文化財に登録されています。平田館・水月館・夕月館と趣の異なる3棟があり、いずれも日本庭園を望む贅沢な造り。料理は代々受け継がれる但馬流の会席で、冬の松葉ガニコースは城崎屈指の人気を誇ります。

項目詳細
料金目安(1泊2食)35,000円〜 /カニプラン 55,000円〜
客室数34室
最寄り外湯一の湯(徒歩2分)、御所の湯(徒歩3分)
露天風呂付き客室あり(特別室3室)
駐車場あり(無料・30台)

7. 三木屋

志賀直哉が逗留し『城の崎にて』を執筆した文豪ゆかりの宿。300年以上の歴史を持ち、志賀直哉が泊まった「26号室」は今も現役の客室として宿泊可能です。2013年のリニューアルでは建築家・内藤廣氏が設計を手がけ、歴史と現代デザインが見事に融合しています。

項目詳細
料金目安(1泊2食)28,000円〜 /カニプラン 42,000円〜
客室数16室
最寄り外湯一の湯(徒歩1分)、御所の湯(徒歩4分)
露天風呂付き客室なし
駐車場あり(無料・15台)

8. 山本屋

一の湯の真向かいに位置する外湯至近の老舗宿。全16室と小規模ながら、一室一室異なる間取りで飽きさせません。人気の秘密は板前が目の前で焼き上げる「炭火焼きガニ」。カニの香ばしさと甘みが口いっぱいに広がり、一度食べるとリピート必至です。朝食の温泉卵と地元米のご飯も絶品。

項目詳細
料金目安(1泊2食)20,000円〜 /カニプラン 35,000円〜
客室数16室
最寄り外湯一の湯(徒歩30秒)、柳湯(徒歩3分)
露天風呂付き客室なし(貸切風呂あり)
駐車場あり(無料・10台)

9. ゆとうや旅館

創業300年以上、城崎でも指折りの歴史を誇る老舗旅館。1,500坪の日本庭園は国の登録記念物に指定されており、四季折々に表情を変える庭園を眺めながらの入浴は至福のひとときです。大浴場に加えて貸切露天風呂が3カ所あり、家族やカップルでのプライベート入浴にも最適。貸切風呂をお探しの方は「貸切風呂・家族湯がある温泉旅館20選」もご参考ください。

項目詳細
料金目安(1泊2食)25,000円〜 /カニプラン 40,000円〜
客室数26室
最寄り外湯一の湯(徒歩3分)、御所の湯(徒歩5分)
露天風呂付き客室あり(特別室2室)
駐車場あり(無料・25台)

10. 喜楽(きらく)

温泉街の中心に位置しながらリーズナブルな料金設定が魅力の旅館。全15室とコンパクトですが、内装は木のぬくもりを感じる和モダンにリニューアル済み。名物は「カニ味噌甲羅焼き」と「但馬牛のしゃぶしゃぶ」のダブルメイン会席。外湯めぐりの拠点としても最高の立地で、コスパ重視の旅行者に支持されています。

項目詳細
料金目安(1泊2食)14,000円〜 /カニプラン 24,000円〜
客室数15室
最寄り外湯柳湯(徒歩2分)、一の湯(徒歩3分)
露天風呂付き客室なし
駐車場あり(無料・12台)

【円山川沿いエリア】静寂と上質を求める旅館5選

温泉街の喧騒を離れ、円山川のゆるやかな流れと山並みを望む静寂のエリア。露天風呂付き客室や離れを備えた上質な宿が多く、記念日旅行やおこもりステイにぴったりです。露天風呂付き客室にこだわる方は「露天風呂付き客室がある旅館20選」もぜひチェックしてみてください。

11. 西村屋ホテル招月庭

西村屋本館の姉妹館として、5万坪もの大庭園の中に建つリゾート型温泉ホテル。森林に囲まれた露天風呂「月下の湯」は城崎随一のスケールを誇り、満天の星空の下での入浴は感動的です。客室は和室・洋室・和洋室とバリエーション豊富で、ファミリーからカップルまで幅広く対応。

項目詳細
料金目安(1泊2食)30,000円〜 /カニプラン 48,000円〜
客室数98室
最寄り外湯鴻の湯(徒歩8分)※送迎バスあり
露天風呂付き客室あり(ガーデンテラス棟 全室)
駐車場あり(無料・100台)

12. 円山川沿い 銀花(ぎんか)

円山川の河畔に佇む全18室のオーベルジュ旅館。すべての客室から円山川と対岸の山々を一望でき、夏には鵜飼いの篝火が幻想的に揺れるのが見えます。料理は但馬の食材をフレンチの技法で仕上げた「和フレンチ会席」が名物。ワインセラーも充実しており、ソムリエが料理に合わせたペアリングを提案してくれます。

項目詳細
料金目安(1泊2食)35,000円〜 /カニプラン 52,000円〜
客室数18室
最寄り外湯温泉街中心部まで送迎バス5分
露天風呂付き客室あり(全室テラス露天風呂付き)
駐車場あり(無料・20台)

13. 湯楽(ゆらく)

温泉街の最奥部、鴻の湯の先に位置する隠れ宿。敷地内に3本の自家源泉を持ち、加水・加温・循環なしの完全かけ流しを実現している城崎では稀有な存在です。趣の異なる5つの貸切風呂はすべて無料で利用でき、チェックインからチェックアウトまで何度でも入浴可能。料理は地元の漁港から直送される旬の魚介と但馬牛を中心にした本格会席です。

項目詳細
料金目安(1泊2食)28,000円〜 /カニプラン 45,000円〜
客室数12室
最寄り外湯鴻の湯(徒歩3分)、まんだら湯(徒歩7分)
露天風呂付き客室あり(離れ3室)
駐車場あり(無料・15台)

14. きのさき 夢こやど 天望苑(てんぼうえん)

円山川沿いの高台に建ち、城崎温泉街を一望する絶景ロケーションが自慢の宿。特に最上階の展望露天風呂から見る温泉街の夜景は「城崎の宝石箱」と評されるほどの美しさです。客室は全室40平米以上のゆったりサイズ。冬のカニフルコースに加え、夏は白イカ、秋は松茸と季節ごとの名物プランが用意されています。

項目詳細
料金目安(1泊2食)25,000円〜 /カニプラン 40,000円〜
客室数22室
最寄り外湯温泉街中心部まで送迎バス5分
露天風呂付き客室あり(特別室4室)
駐車場あり(無料・30台)

15. 炭平(すみへい)

温泉街の外れ、円山川に面した場所に建つ全10室の小さな隠れ宿。元は炭問屋を営んでいた建物をリノベーションした趣ある空間で、囲炉裏のあるラウンジが印象的。料理は囲炉裏で焼き上げる但馬の山海の幸が看板で、冬の「囲炉裏カニコース」は炭火でじっくり焼く活ガニの甲羅焼きが絶品です。一日5組限定のため予約は早めに。

項目詳細
料金目安(1泊2食)32,000円〜 /カニプラン 50,000円〜
客室数10室
最寄り外湯鴻の湯(徒歩5分)、まんだら湯(徒歩10分)
露天風呂付き客室あり(全室川側露天風呂付き)
駐車場あり(無料・10台)

15軒の旅館比較表

ここまでご紹介した15軒を一覧で比較できるようまとめました。ご自身の優先事項に合わせて最適な宿を見つけてください。

宿名エリア料金目安カニプラン露天付き客室最寄り外湯
但馬屋駅前15,000円〜28,000円〜×さとの湯 1分
小林屋駅前12,000円〜22,000円〜×さとの湯 2分
つるや旅館駅前16,000円〜30,000円〜×地蔵湯 3分
花小路 彩月駅前22,000円〜35,000円〜○(2室)さとの湯 2分
泉翠駅前14,000円〜26,000円〜×さとの湯 4分
西村屋本館中心35,000円〜55,000円〜○(3室)一の湯 2分
三木屋中心28,000円〜42,000円〜×一の湯 1分
山本屋中心20,000円〜35,000円〜×一の湯 30秒
ゆとうや旅館中心25,000円〜40,000円〜○(2室)一の湯 3分
喜楽中心14,000円〜24,000円〜×柳湯 2分
西村屋招月庭川沿い30,000円〜48,000円〜○(棟全室)鴻の湯 8分
銀花川沿い35,000円〜52,000円〜○(全室)送迎バス5分
湯楽川沿い28,000円〜45,000円〜○(3室)鴻の湯 3分
天望苑川沿い25,000円〜40,000円〜○(4室)送迎バス5分
炭平川沿い32,000円〜50,000円〜○(全室)鴻の湯 5分

目的別おすすめ旅館ガイド

カニを堪能したいなら

松葉ガニを存分に楽しみたい方には、但馬屋(津居山港直送のカニフルコース)、山本屋(炭火焼きガニが絶品)、炭平(囲炉裏で焼く活ガニ)の3軒がおすすめです。特に津居山ガニの青タグ付きにこだわる但馬屋は、カニ好きなら外せない一軒。予約は9月頃から始まり、12月〜1月の週末は1カ月前には満室になることが多いため、早めの予約が肝心です。

外湯めぐりを最大限楽しむなら

7つの外湯すべてを効率よく巡りたい方は、温泉街中心エリアの山本屋(一の湯まで30秒)や三木屋(一の湯まで1分)が断然有利。中心部に位置するため、4〜5湯が徒歩5分圏内に収まります。定休日を確認して2泊すれば全湯制覇も十分可能です。

露天風呂付き客室でおこもりしたいなら

プライベートな湯浴みを重視するなら、全室露天風呂付きの銀花炭平が最有力候補。銀花は円山川を眺めながらのテラス露天、炭平は川のせせらぎを聞きながらの贅沢な湯浴みが楽しめます。予算を抑えつつ露天付き客室を体験するなら、2室限定の花小路 彩月(22,000円〜)も選択肢に入ります。

コスパ重視で選ぶなら

予算を抑えつつ城崎温泉を満喫したい方には、小林屋(12,000円〜)と喜楽(14,000円〜)がおすすめ。どちらも立地・料理・温泉のバランスが良く、外湯めぐり券も付いているので、コスパは抜群です。1万円台の温泉旅館をもっと探したい方は「1万円以下で泊まれる温泉旅館15選」もぜひチェックしてみてください。

城崎温泉へのアクセスガイド

電車でのアクセス

出発地ルート所要時間料金目安
大阪JR特急こうのとり → 城崎温泉駅約2時間40分5,500円
京都JR特急きのさき → 城崎温泉駅約2時間20分4,800円
神戸(三宮)JR特急こうのとり → 城崎温泉駅約2時間50分5,200円
東京新幹線(京都乗換)→ 特急きのさき → 城崎温泉駅約4時間30分15,000円

車でのアクセス

出発地ルート所要時間
大阪中国道 → 舞鶴若狭道 → 北近畿豊岡道 → 城崎温泉約2時間30分
京都京都縦貫道 → 舞鶴若狭道 → 北近畿豊岡道 → 城崎温泉約2時間30分
神戸中国道 → 舞鶴若狭道 → 北近畿豊岡道 → 城崎温泉約2時間40分

北近畿豊岡自動車道の延伸により、関西圏からのアクセスは年々改善されています。冬期(12〜3月)は山間部で積雪がある場合があるため、スタッドレスタイヤの装着をおすすめします。

おすすめの滞在日数

7つの外湯めぐりと温泉街散策を満喫するなら1泊2日が基本。全湯制覇を目指すなら2泊3日がおすすめです。城崎周辺には天橋立や出石(いずし)の城下町、玄武洞など見どころも多いので、余裕があれば但馬エリア全体をゆっくり巡るプランも魅力的です。

城崎温泉の四季と楽しみ方

季節見どころグルメおすすめポイント
春(3〜5月)大谿川沿いの桜・温泉まつりホタルイカ・山菜桜のトンネルを浴衣で散策。料金も比較的リーズナブル
夏(6〜8月)城崎温泉夏物語(花火)・鮎釣り白イカ・岩牡蠣平日夜の花火イベントは夏の風物詩。浴衣デートにぴったり
秋(9〜11月)紅葉・温泉寺の秋季特別展松茸・但馬牛観光客が少なめで穴場。紅葉と外湯めぐりの組み合わせが最高
冬(12〜2月)雪の温泉街・カニ解禁松葉ガニ・セコガニ城崎のハイシーズン。カニプランは早めの予約が必須

宿泊施設の経営者・マネージャーの方へ

城崎温泉は「外湯文化」という独自の共同資源を活かした温泉地経営が特徴的です。個々の旅館が外湯めぐりのインフラを共有しながら、自館の独自性をどう打ち出すかが集客の鍵となります。

近年では、松葉ガニの価格高騰に伴いカニプランの収益性が低下している宿も少なくありません。仕入れ原価の変動に対応するためには、ダイナミックプライシングの導入や、但馬牛など通年で訴求できる看板メニューの強化が有効です。

また、城崎温泉は外国人観光客からの人気も急上昇中。「7つの外湯を浴衣で巡る」という体験型コンテンツは訪日客に刺さりやすく、多言語対応やOTA上の口コミ対策が差別化のポイントになります。AI活用による口コミ返信の効率化については「AIレビュー返信でOTA評価を向上させる方法」で詳しく解説しています。

まとめ:城崎温泉で最高の一泊を

城崎温泉は、7つの外湯めぐり・冬の松葉ガニ・文豪ゆかりの温泉街と、他の温泉地にはない唯一無二の魅力を持つ関西屈指の温泉地です。

  • アクセス重視・初めての城崎なら → 駅前エリア(但馬屋・小林屋・泉翠)
  • 温泉街の風情を満喫したいなら → 温泉街中心エリア(西村屋本館・三木屋・山本屋)
  • 静寂と上質な滞在を求めるなら → 円山川沿いエリア(銀花・湯楽・炭平)
  • カニを堪能したいなら → 但馬屋・山本屋・炭平
  • コスパ重視なら → 小林屋(12,000円〜)・喜楽(14,000円〜)

本記事が、あなたにぴったりの城崎温泉の宿探しの一助になれば幸いです。外湯の湯けむりと松葉ガニの香りが待つ城崎で、ぜひ最高の温泉旅をお楽しみください。