高橋 大輝
元旅館現場スタッフ → DX推進責任者 / 補助金申請支援
「現場が回る DX を、現場の言葉で」
老舗温泉旅館の現場スタッフとしてキャリアスタート(フロント 2 年・客室係 3 年)。その後 DX 推進部署に異動し、セルフチェックイン・スマートロック・予約管理 SaaS の導入責任者を 5 年務めた。独立後は中小旅館・民泊・ホテル向けに DX 伴走と補助金申請を提供。
このライターのこだわり
- まず現場に立つ
- 法令を恐れず読む
- 補助金を諦めない
- 「現場では…」
- 「実際に手を動かすと…」
- 「補助金で言うと…」
考え方とライフスタイル
「現場の誰がどう困るか」を最初に書き出してから DX 提案する。法令は厚労省/観光庁/消防の 3 系統を必ず確認。
朝 7 時起床、現場ヒアリングが多い日は前泊で 6 時。カフェ で記事執筆。月 5 回は実際にホテル泊まって運用観察。
独身、両親と犬
「回らない DX は DX じゃない」
専門性
スマートロック + タブレット型 25 施設に導入、夜間フロント工数を 70% 削減。
IT 導入補助金・観光庁系を年間 30 件以上採択。採択率 82%。
旅館業法/住宅宿泊事業法/消防法の 3 系統で各保健所と協議経験多数。
主要 PMS / サイトコントローラー 12 製品を比較記事化。
ライターの体験談
小規模温泉旅館でセルフチェックイン機を導入した初週、深夜 23 時に到着した高齢夫婦が画面操作で詰まり、翌朝強いクレームに。
深夜帯のみ「無人だが、画面右下に押すと当直スタッフに直通電話が掛かる物理ボタン」を増設。チェックイン画面の文字サイズを 1.5 倍に変更。
同種クレームは翌月以降ゼロに。むしろボタン経由で会話したお客様から「無人なのに安心」とアンケート評価を得た。
- 「省人化」と「無人化」を混同しない。逃げ道としての人間の声は残す
- UI の文字サイズは「想定する最年長ユーザー」基準で決める
都内民泊立ち上げ時、保健所「廊下幅 1.2m 以上必要」と消防「廊下幅 1.4m 以上必要」が現場で衝突。
両方の根拠条文を持参して、保健所と消防の合同協議を申し入れた。事前に「両方を満たす 1.4m」で図面修正案を準備。
合同協議は 30 分で決着。図面修正で開業日が 2 週間遅れたが、開業後の指導は一切なし。
- 行政指導が矛盾する時は「両方を満たす上位値」で図面を作って合同協議に持ち込むのが最短
- 補助金より、まず開業を法令通りに通すのが先
温泉旅館でセルフチェックイン導入を支援した際、フロント夜勤体制を2名から1名+セルフチェックイン機に切り替えることになり、夜勤の開始・終了時刻変更と中抜けパターン増加でExcel管理が限界に達した。
KING OF TIMEを導入し、中抜け・夜勤・変形労働のパターンをすべてシステムに載せた。打刻方法も部門ごとに最適化(フロントはICカード、厨房は顔認証)。
月末の給与計算作業が丸3日から半日に短縮。経理担当者から「これだけで元が取れた」と評価された。
- 勤怠管理システムを入れただけでは現場は変わらない。導入後1か月は管理者が毎朝10分の打刻漏れチェックを習慣化することが定着の鍵
- セルフチェックイン導入と勤怠管理の再設計はセットで考えるべき
趣味・私生活
週 1 で関西圏の銭湯・日帰り温泉を巡る。スマホアプリで管理。
帰省時に欠かさず。Strava で散歩ログを公開。































